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オンライン飲み会

オンライン飲み会の目的

オンライン飲み会の目的はオフラインでの飲み会と変わらず交流が目的になります。 外出が自粛になった今、オフライン飲み会をすることができないので、交流をする目的としてオンライン飲み会の需要が高まってきています。 自宅からでも参加できるオンライン飲み会について紹介をしていきます

ツール

オンライン飲み会をするツールは何が良いのでしょうか?筆者のおすすめはZoomを使うことです。 Zoomは複数人での音声コミュニケーションの質が非常に高いので、オンライン飲み会に向いています。 酔っ払うと言葉が聞き取りにくくなるので、そこに神経を尖らせる必要が無いということはオンライン飲み会を快適にする上で重要になってきます。

しかし、Zoomは無料版の場合、1ミーティング40分という制限がついています。 長時間同じ部屋で開催をしたい場合はGoogle Meetを利用するのも良いでしょう。

逆に、その40分という時間をうまく活用することもできるかもしれません。それは、飲み会の区切りとして活用することです。

オンライン飲み会をしていると、切れ目が分かりづらく休憩をするタイミングや退出をするタイミングというのが分かりません。それにより、ストレスを抱えてしまうこともあります。 40分という区切りがあると、そのタイミングで休憩へ行ったり、退出をすることが可能となります。リアルの店舗で飲んでいるときの、ラストオーダーや閉店時間のようなものに近い効果があります。

メリット、デメリット

オンライン飲み会のメリットとデメリットを見てみましょう

メリット

  • 自分のペースで飲むことができる
  • 費用が低く抑えられる
  • 飲み終わった後の帰宅を心配する必要がない
  • 好きなものを食べ好きなものを飲むことができる
  • 遠方の人と飲める

いずれも、納得してもらえるところかと思います。 とりあえずビールという同調圧力や、お酌などのよくあるアルコールに絡むハラスメントに相当する部分は発生しません。そもそもその人が何飲んでいるのかなどわかりませんし、なんならアルコールである必要もないので自分のペースで好きなものを飲み食いできます。とはいえ、アルハラが発生するような状況は、その飲み会自体が不健全ともいえるでしょう。それはオンラインだから、という話ではありません。

デメリット

  • 帰宅時間やお店の終了時間がないため長時間飲み続けてしまい飲み過ぎになってしまう
  • 複数人で参加している場合話をする人が固定化されて話ができない時間が長くなってしまう
  • 断る理由がつけづらい

デメリットの面で3つあげました。

最初の、時間制限や帰宅の制約がないから飲み過ぎてしまう、という点については十分に注意しましょう。特に連日Zoom飲みになって、しかも夜遅くまで飲み続けるなどになると、健康上もよくありません。くれぐれも飲みすぎには注意してください。

オフライン飲みだと、誰かが注意してくれる場合もあるでしょうが、完全に自制するしかありません。

また、後者については、会話のタイミングを計りづらいというのはあるでしょう。会話がお見合いになり、つい発言を飲み込んでしまう、といったことも頻発しうるでしょう。

通常の飲み会・懇親会では、テーブルごとに小グループができていますが、その単位は数人が限度でしょう。その数人も、メインでしゃべっている人2〜3人と、聞いたり相槌を打っている人数人、といった状況になります。

オンライン飲みは、そういった小グループが作りづらく、何人でも参加できるとはいえ、メインで喋る人2−3人と聞いている他の人、という形になりがちです。

また、家飲みで時間も遅いということで、断る理由をつけづらい、という趣旨の発言をSNSで目にしたことがあります。会社などの人間関係が絡む場合でしょうか。

あれ?そもそもそういう心理的安全性の低い飲み会は・・・オンラインオフライン関係ないですよね。

快適にするために

オンライン飲み会を快適にするコツをいくつか挙げます。いずれも必須というわけではありませんが、少し気をつけるだけで楽に、快適になるかもしれません。

ファシリテーションは必要か?

勉強会などでは、司会者がいますから、スムーズに流れていくでしょう。一方でオンライン飲み会の司会、ファシリテーションは必要でしょうか?

現実問題としては難しいですね・・・喋りたいと思っているけれど口火がきれていないのか、聞いているだけで楽しいと思っているのかは判断しづらいので、いらぬお節介になってしまう可能性が高いといえるでしょう。

オンライン飲み会はそういうものだと割り切って、ファシリテーションなしでいくか、話が途切れたところで唐突に「何か他の話題ありませんか?」と聞いてみるというのも一つの選択ですね。

ただし、黙っているからといって、「XXさん何かありませんか?」と振るというのはちょっと乱暴な気がします。喋りたいネタがあるなら流石にそれまでにしゃべっているはずですから・・・。話題の転換に合わせて、誰かしゃべってみませんか?という声かけがせいぜいでしょうか。

あとは、次に述べるように、人数をむやみに増やし過ぎない、ということが良いでしょう。

人数

人数は5人程度が快適な人数です。 これは、コミュニケーションパスがそれ以上の人数になると多くなってしまうため、みんなと会話をしようと思うと、なかなか難しい状態となります。

前述のように、誰かがしゃべっているのを他の人が聞くというシチュエーションになりやすい点や、小グループで別の話をするということがやりづらいためです。物理的な距離により隣のグループの音量が下がるといったこともありませんので・・・

ただ、自分は話さずに聞いているだけでも良いという参加者がいる場合は人数を増やしても大丈夫でしょう。人の話を聞いているだけでも案外楽しいので、それで満足する人も案外いるというのが実感です。

ラジオや動画の配信のようにオンライン飲み会を聞くというのも面白い体験になります。

アンチパターン

現時点ではアンチパターンと呼べるほどの経験はありません。今後、オンライン飲み会が増えてくると、ネガティブな面も出てくるでしょう。いずれも対処があるはずですので、随時対応していきましょう。

まとめ

飲みに行けない現状で、コミュニケーション手段としてのオンライン飲みについて述べました。時間や場所を気にせず、また好きなものを飲み食いしながらの楽しい時間となるでしょう。

楽しいからといって、飲み過ぎ注意!肝臓ケアも忘れずに。