積み基板を作らないための電子工作入門という、本書ですが、積み基板を増やすための良いソースをご紹介します。
https://fabcross.jp/topics/special/20211215_switchscience_2021.html
スイッチサイエンス年間売上ランキングベスト100に見る 2021年電子部品ヒット商品のトレンド
本書入稿直前ギリギリ(2021年12月15日)に公開された本記事ですが、スイッチサイエンスでの2021年の電子部品売り上げランキング、ヒット商品についての解説記事です。
折しも半導体不足によるマイナスやコロナ禍での巣ごもり需要によるプラス、そして毎年のように出てくる新しいデバイス、ガジェットの様子をひっくりめた、売り上げランキングとデバイスの紹介です。
この手のサイト、解説記事を見ると、「新しい」基板・デバイスについての情報が手に入ります。結果、積み基板が増えます。やったね!
USBケーブル1本で電源も、通信もできるようになったというのは非常に大きい進歩だと考えます。IDE(統合開発環境)も標準のものが公式ページに公開されています。デバイス自体の価格も下がりました。数百円~千円2千円も出せば、ちょっとしたおもちゃを作るには十二分のハードウエアが手に入るようになりました。他に何もいりません。強いてあげればPCくらい?でもスマホとかWebで開発できるものすらあります。
結果、動かし始める前のハードルが極端に下がります。前述のように、部品数が増えるだけで、動かない確率は加速度的に増えます。通信の部分で躓くと、何が起こってるのか全く分からないけれど動かない、となります。完成品ボードとして入手できるようになると、これらの課題をすべてすっ飛ばして、いきなりでもプログラムを走らせることができるようになりました。
技術そのものの進歩もありますが、キットとしての出来、そしてデバイスとしてのつくりの向上が本当にうれしいところですね。
こうして、おうちの積み基板が増えて行くのです。